赤ちゃんのプールはいつからOK?塩素は大丈夫?注意点や気をつけること
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赤ちゃんのプールデビューを考えてるママへ
「プールっていつからOKなの?」
「プールの塩素は大丈夫なの?」
と気になるところもあるかと思います。
自宅でのビニールプール、公共のプールと
赤ちゃんのプールデビューに関して詳しくまとめてみました。
どうぞ最後までご覧下さいね!
赤ちゃんのプールはいつから?
早くしたい赤ちゃんのプールデビュー!
プールデビューと言っても自宅のビニールプールでの水遊びと、
施設のプールに行くのではデビューの時期が変わってきます。
赤ちゃんを自宅のビニールプールで遊ばせる
自宅でビニールプールなどを使って水遊びをさせる場合には、しっかりした「おすわり」ができるかが目安になります。
赤ちゃんにもよりますが、だいたい生後7ヶ月頃から9ヶ月頃くらいですね。
もう少し早い時期(生後5~6ヶ月頃)でもお座りはできるかもしれません。
でも水の中に座ると安定感がないので危険なんです。
水深が10㎝でも溺れてしまうおそれがあるんです。
とは言え、赤ちゃんから絶対に目も手も離さなければ、ささえてあげながら遊ぶことはできますよ。
でも、赤ちゃんにスコップやじょうろなどを持たせて自由に遊ばせたいのであれば、安全面を考えてしっかりお座りできる時期まで待ちましょう。
7~9ヶ月頃になれば腰が安定してくるので、しっかりとしたお座りもできるようになるんじゃないでしょうか。
もちろん、その場合も赤ちゃんからは目を離さないように注意しましょうね!
そしてビニールプールに入れる水の量も多くいれすぎないように気をつけましょう。
水深は多くても10㎝です。
またビニールプールの底がクッション性のものでない場合はマットなどを敷いて柔らかくしてあげましょうね。
プールに入るときの格好
自宅のプールなんだから裸でも大丈夫です! ただ、おしっこやうんちが心配なら水着用のおむつがあれば便利です。
普通のおむつは水分をドンドン吸収して大きくなるからやめて置きましょう。
公共のプールの場合
公共のプールに行く場合は話が変わります!
衛生的なことや安全性もありますが、やはりおしっこ問題です。
なので目安としては『オムツが取れた時期頃』からの利用となるでしょう。
もちろん個人差もありますが、だいたい3歳頃ですね。
公共のプール施設の中には
『オムツの取れていない乳幼児の利用を禁止』
『3歳未満は入場禁止』
としているところもあるんです。
ちょっと寂しい気もしますが、衛生面的な事を考えると仕方ありません。
「水遊び用のオムツがあるじゃない?」 と思いますが、
実はあれってうんちはキャッチしてくれるのにおしっかはオムツから外に出ちゃうんです。
そういった衛生面からも『水遊び用のオムツでの利用を禁止』とされているんですね。
とは言え、プールの中には幼児用のプールがあるところもたくさんあります。
上の子がいて一緒に連れて行きたいときなどは『水遊び用のオムツOK』としているところもたくさんあるので事前に確認してみましょうね。
公共のプールに行く場合の注意点
できれば幼児用のとても浅いプールで遊ばせてあげましょう。
赤ちゃんは10㎝の深さでも溺れてしまいますので、絶対に目を離さないようにしましょう。
噴水などでの水遊び程度なら大丈夫かもしれませんが、みんなが遊ぶプールなどの場合は、赤ちゃんが口から飲んでしまうおそれもあります。
色々考えるとやっぱり3歳頃になってからの利用がいいかと。
プールでのオムツはどうする?
ビニールプールでお友達と一緒に水遊びをするなんてこともあるかもしれません。
そんな時は「水遊び用パンツ」や「水遊び用オムツ」を履くのがマナーです。
でも水遊び用オムツってウンチはキャッチしてくれますが、実はオシッコは外に流れていっちゃうんです。
気付かずに遊んでいたらあんまり衛生的じゃないですよね…。
もし遊んでいる間にオシッコやウンチに気付いたら即終了しましょう(笑)
赤ちゃんをプールから出してシャワーでキレイにしてあげましょうね。
紙おむつはどうする?
紙おむつは水分をドンドンドンドン含んでいき凄いことになります。
1回、我が家でも何のミスかオムツを洗濯してしまったことがあったんですが、大変なことになりました。
吸水ポリマーがめちゃくちゃ膨らんで原型が全くなくなります。
紙おむつでプールに入るのNGです。
プールデビューにあると便利な物
■水遊び用オムツ・水遊び用パンツ
最近では公共のプールでも使用可能なところもけっこうあります。
オシッコは流れていきますが、ウンチはキャッチしてくれるので自宅でのプール遊びにはピッタリです。
オムツが外れていないお子さんはもちろん、もう少しでオムツが取れるといったお子さんにもオススメです。
■ラッシュガード
赤ちゃんの敏感なお肌を紫外線から守るにはUVカット機能付のラッシュガードがおすすめ。
他にも帽子や日傘・パラソルなども役にたちますよ!
■日焼け止め
ラッシュガードを着ていればかなり安心ですが、顔や手足はカバーできません。
日焼け止めクリームには赤ちゃん用のものもあるので気になる時は使ってみてもいいんじゃないでしょうか。
公共のプールでは禁止されているところもあるのでご確認を!
■スイムキャップ
頭部はもちろん、首回りまでカバーしてくれる帽子です。
ラッシュガードと組合わせればかなりの紫外線対策となりますね。
■サンシェード
ワンタッチで組立てられる小型のテントです。
最近では公共のプールで使っておられる方もよく見かけます。
プールによっては日陰になる部分が全くないところもあります。
川遊びやキャンプなどでも使えるので1つ持っているとうれしいアイテムですね。
■浮き輪
赤ちゃんが少し大きくなって免疫力も強くなれば、ちょっと深いプールで遊ぶことも。 その際には赤ちゃん用の浮き輪があれば便利です。
プカプカ浮かんでいるのが気持ちいいかもしれませんね。
■ビニール袋
赤ちゃんのプール遊びの場合に何気に必要なのがビニール袋です。
濡れたものを持って帰る時に使うのはもちろんですが、オムツやお子さんが吐いてしまった時にも使えます。
ちなみに濡れた水着を入れるのにはジップロックなどのチャックが付いたものがあれば便利ですよ!
■水遊びおもちゃ
自宅用のビニールプールで遊ぶには、魚釣りのおもちゃや水鉄砲、お風呂で使うアヒルちゃんなども楽しいおもちゃになります。
赤ちゃんにプールの塩素って大丈夫なの?
施設のプールにいくとプールの水を消毒するために塩素が使われてますよね。
あれって大丈夫なの?って気になります。
塩素には感染症のもとになるウイルスをやっつけてくれ、衛生を保つ働きがあります。
そういう意味では安心ですが、赤ちゃんの敏感なお肌には刺激になってしましまいます。
大人でも敏感肌の人には塩素は肌荒れの原因になっちゃいます。
ただ、ジムなどの屋内プールに比べると屋外プールは塩素濃度が低いようです。
プールの塩素濃度は低い?
厚生労働省で定められた『遊泳用プールの衛生基準』ってのがあります。
その中で
『遊離残留塩素濃度』=0.4mg/L以上1.0mg/L以下
って決められています。
また、水道水に関してですが『水道水法』では
『遊離残留塩素濃度』=0.1mg/L以上1.0mg/L以下
と規定されています。 ……で、地域によっても異なりますが実際のところを見てみると、
■プールでの塩素濃度=約0.4~1.0ppm
■家庭の水道水の塩素濃度=約0.4~0.8ppm
どうです?
プールの塩素濃度と家庭の水道水はほとんど変わらないんです。
思った以上に塩素の濃度は濃くないことが分かるかと思います。
プールの塩素の対策法
ほとんどの場合はプールから上がった時にシャワーでしっかり塩素を洗い流すようにすれば大丈夫だそうです。
気になるようであれば休憩のたびにシャワーしておくのもいいですね。
もし赤ちゃんのお肌がもともと弱くて皮膚科に通院しているような場合は一度お医者さんに相談してみたほうが安心ですね。
プール熱などの感染症
公共のプールでもう1つ気になるのが衛生面や感染症ですよね。
プールの時期になるとプール熱・結膜炎・咽頭痛などの感染症が流行します。
感染症はプールの水よりも更衣室や椅子といった場所から感染するという話もあります。
まずは基本的な手洗い・うがいなどを徹底して努めましょう。
毎年、水遊びやプールの時期になると流行しいやすい傾向があるので、しっかりと予防したいところです。
プールの塩素と同じく、プールから出る時にシャワーでしっかりと念入りに体を洗ってあげ、体についたプールの水を流してあげましょう。
また家に帰ったら早めにお風呂にも入れてあげ、ゆっくり寝かせてあげましょうね。
赤ちゃんのプールデビューでの注意点
赤ちゃんをプールで遊ばせる時には注意しておきたいことがいくつかあります。
安全に遊ぶためにもしっかりと確認しておきましょう!!
自宅のビニールプールは水温と水の量に注意!
プールの水温は25℃~30℃くらいが適温です。
赤ちゃんは体温調節があまり上手くできないので、水温が低い場合体温が奪われていくおそれがあるからです。
目安としては、水道の水温が夏の時期で約20℃~25℃です。
水を入れてすぐは水温が低めになるので、しばらく日光にあててから利用するといいですよ。
水を入れて2時間くらいすればちょうどいいでしょう。
水遊びをしようと思う2時間ほど前に貯めるといいですよ。
水の量は多くて10㎝!以外と浅いでしょ。
赤ちゃんの安全を考えるとこれくらいがいいんです。
入り方の注意
大人と一緒でプールに入る前の準備運動が大切ですよ! まあ赤ちゃんなんで体操はできません。
なので仰向けに寝かせてあげて、軽く腕・足・腰などを動かしてあげましょう。
あくまでもやさしくですよ!
プールに入る時も無理やりプールに入れないように!
まずはプールサイドに座らせて、水を掛けたりなどの水遊びから。 怖がらないように少しずつ慣らしてあげましょうね。
プールに入る時間に注意
初めてプールに入る時は5分程を目安に赤ちゃんの体温が下がっていないかチェックしてみましょう。
肌に触れたり、唇の色が変わっていないかなども見てあげましょう。
もし冷たくなっていたり変化があるようであれば、プールから出して温めてあげましょう。
赤ちゃんに問題がなければ、10~15分程度水に入って、10分ほど休憩時間を取るようにします。
そしてプールの合計は長くても1日30分ほどにしておきましょう。
休憩しているときは、必ず体を拭いてあげましょうね。
できれば、体温が落ちないようにシャツを着させてあげるのがいいです。
例え水温が高くても長時間入っていれば体温は奪われていきます。
大人でもプールで遊んだあとってけっこう疲れるでしょ?
赤ちゃんも思ってる以上に疲れてるんです。
こまめに休憩をとって水分補給も忘れずに!!
月齢の低い赤ちゃんには冷たすぎないように注意!
人肌くらいの温度の白湯がいいですね。
紫外線対策
赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。
赤ちゃんに直射日光があたらないようにしてあげましょう。
できれば日傘やパラソルなどをたてて日陰を作ってあげるといいですね。
水分補給もこまめにしましょうね!
赤ちゃん用の日焼けクリームをいいですが、施設のプールなどでは日焼け止めを禁止しているところも多いです。
自宅のビニールプール・施設のプールともに紫外線対策にはラッシュガードが効果的ですよ!
頭には帽子をかぶせてあげるとさらにいいですね
ママにも注意が!
赤ちゃんを抱っこして移動する時にはママにも注意が必要です。
本当に!!
プールサイドは滑るところもたくさんあるので、転ばないように注意しましょうね。
プール遊び、食事・授乳のタイミング
プール遊びはけっこう体力を消耗します。
体力を持たせるために食事や授乳は大事!
でも食後すぐにプール遊びをしちゃったら赤ちゃんの胃腸に負担がかかり吐いてしまうおそれがあります。
公共のプールだと吐いちゃったら大変ですよね。
赤ちゃんの食事や授乳、ミルクはプール遊びをする30分~1時間ほど前には済ませておきましょう。
前に公共のプールに行った時のことなんですが、どこかのお子さんがプールに吐いちゃったことがありました。
掃除をする為に全員プールから出され、待機することに。
プールの水を抜くことはなく、網や特殊な薬品の様なもので掃除が始まり15分ほどしたら再開へ…。
その後はみなさん普通に泳がれていましたが、その後またどなたかた吐いちゃったらしくて…。
1日で2回もあると「衛生的に本当に大丈夫なの?」ってちょっと気になりました。
そうならないためにも、赤ちゃんの体の調子はしっかりと整えてあげたいですね。
また睡眠もしっかりととらせて置きましょうね!
目を離さない
自宅用のビニールプールで遊ぶにしても、公共のプールに出かけるにしても 一番大事なことは、ママやパパがお子さんから目を離さないことです!
ちょっとした気が抜けて目を離した間に、溺れてしまったり、こけてしまったりするおそれがあります。
あまり神経質になる必要はありませんが、ママやパパが協力してお子さんから目を離さないように、特に小さな赤ちゃんからは目や手を離さないように注意しましょうね!
プールの規約
前述しましたが公共のプールによって規約が違います。
『水遊び用パンツOK』ってところもあれば『3歳未満は入場禁止』などプールによって条件が変わってきます。
出かける前にHPなどでチェックをして確かめておきましょうね。
まとめ
赤ちゃんのプールデビューはいつからOKかについて紹介しました。
自宅用のビニールプールであればしっかりとお座りが出来るようになってから。
生後約9ヶ月ごろを過ぎたくらいからになります。
また公共のプールデビューはオムツが外れるようになる3歳くらいが理想です。
水遊び用パンツを履いていればOKというプールもや幼児用のプールがあるところもあります。
軽く水遊びをする程度なら問題ありませんが、衛生面や感染症をを考えるとやはり3歳過ぎくらいが理想ですね。
プールに入るさいの注意点やあると便利なものもいくつかご紹介したのでぜひ参考にして下さいね。
それではかわいいお子さんのプールデビューの参考になれば幸いです。