赤ちゃんの沐浴に備えて準備していくと…。
ベビーバス・赤ちゃんシャンプーなど 色々とけっこう用意するものがありますよね 。
「沐浴府って必要の?」
「ガーゼや手ぬぐいなどで代用できないの?」
と気になるママもおられるかと思います。
今回は沐浴布のメリットやガーゼや手ぬぐいなどの代用について
また、沐浴布の作り方などについてもご紹介していきます。
赤ちゃんの沐浴布って必要?
一般的に、赤ちゃんを沐浴させる時には沐浴布が必要といわれています。
ここで単純な疑問が…。
「なんのために?」
「これっているの?」
そこで、まずは沐浴布の意味についてご紹介!
沐浴布の目的
赤ちゃんの沐浴時に沐浴布を使う目的は2つあります。
・赤ちゃんの体の保温のため
・赤ちゃんを安心させるため
■赤ちゃんの体の保温のため
赤ちゃんを沐浴させる時って一般的にはベビーバスを使います。
この時のお湯の量って7割程度、赤ちゃんの体はお湯にすっぽりと浸かっていません。
首や肩、場合によっては胸などもお湯から出ていることもあります。
つまり、首や肩、胸などが冷えてしまうおそれがあります。
赤ちゃんの体は冷えやすいのでお湯に浸した沐浴布をかけてあげることで体温低下を防ぐことができるんです。
■赤ちゃんを安心させるため
赤ちゃんは1日のほとんどを普段抱っこされたり、服を着て寝て過ごしています。
なので『裸になってお風呂に入る』という、普段と違う状況なると不安になっちゃうんです。
赤ちゃんによっては大泣きしたり、手足をバタバタさせて嫌がったりすることもあります。
そんな時に沐浴府をかけてあげると赤ちゃんは安心するんです。
お湯を含んだ沐浴布は赤ちゃんの体にピッタリとひっつくので抱っこされてる気分になるのかもしれません。
沐浴布の大きさは?
沐浴布は赤ちゃんの体の保温のために使うと紹介しました。
つまりあまりサイズの小さいものだとしっかり保温できません。
首からお腹までしっかり隠れるくらいの大きさは最低欲しいところです。
35㎝×70㎝くらいの大きさは必要です。
ただし、顔とか体を拭くときのものは25㎝×25㎝くらいのもので十分対応できます。
※注意点
ガーゼを小さく丸めた時に4㎝以下になるサイズのものは赤ちゃんが誤飲してしまう恐れがあるから控えましょう。
沐浴布は何枚くらい必要?
沐浴布を何枚ほど用意しておけばいいのかも気になるところです。
1回の沐浴に使う沐浴布はだいたい2枚です。
洗濯したりすることを考えると3~4枚はあれば助かります。
ただ夏場などになると汗をかく量も多くなります。
沐浴する回数も増えることを想定しても5~6枚ほどあれば十分ですね。
毎日洗濯したとしても、薄手の布なのですぐに乾きます。
市販の沐浴布の中にはサイズの違うものがセットになって販売されているものもあります。
お腹にかける用・顔や体を拭くようなど、用途別に使い分けができるので便利ですよ!
参考記事
⇒赤ちゃんの沐浴はいつまで?ベビーバスの再利用リメイク術も公開! - くらしに吹く風
沐浴布はガーゼ手ぬぐいで代用できる?
沐浴する期間は生後1ヶ月~2ヶ月くらいなので使用頻度も少ないです。
必要性を感じなければ大きめのガーゼがあれば代用品でもいいでしょう。
沐浴布の目的は「赤ちゃんを安心させるため」と「体温調節」です。
なので、大判のガーゼや手ぬぐいでも代用することはできます。
タオルなどでの代用もできなくはありませんが、水を吸ったときに重くなると、扱いにくくなるので注意しましょう。
その他の代用品
■ハンドタオル
・お湯を含んでもそこまで重くならない
・サイズは小さいが、お腹から外れてもすぐにのせられる
などの理由からハンドタオルを使っている方もおられます。
ハンドタオルの中には片面だけがガーゼ生地になっているものもあります。
■赤ちゃんの短肌着
他にも綿素材の赤ちゃんの短肌着を沐浴布代わりに使っている方もおられるそうです!
確かに短肌着だと肌触りもいいし使えるかもしれませんね!
沐浴布とガーゼの違い
沐浴布とガーゼの違いですが、「肌触りが違う」「サイズが違う」といった意見があるようです。
・一般的なガーゼだとチクチクするけど沐浴布はチクチクしない
・ガーゼよりも沐浴布の方がサイズが大きい
沐浴布の作り方
手作りでオリジナルの沐浴布を使いたい方へ、簡単な作り方をご紹介!
用意する物
ガーゼはダブルガーゼという種類がおすすめ!
二重になったガーゼで赤ちゃんの肌着などにも使われているので肌にもやさしい素材です。
■大判のダブルガーゼ
■針と糸
■裁ちばさみ
■まち針
■アイロン
■定規
①お好きな大判のガーゼの裏面に大きな長方形となるように定規とチャコペンで印をつける。
縫い代(ぬいしろ)として四辺に約1㎝くらいずつとっておきましょう。目安(沐浴布:35㎝×70㎝)(ガーゼハンカチ:30㎝×30㎝)
※縫い代=紙の工作で言うところの"のりしろ"のようなもの。
『縫い代』は最終的には隠れてしまう部分ですが、布をカットする時に『縫い代』がないと出来上がりサイズが理想よりも小さくなってしまいます。
②裁ちばさみで縫い代の線に沿って切る
③同じ大きさに2枚布を切ったら、中表にあわせてマチ針でとめます。
※中表=表面と表面を合せること
④それではガーゼの四方を一周縫っていきますが、この時に全部縫わずに返し口を5㎝~6㎝ほどあけておきましょう。
※返し口=最後にガーゼをひっくり返す時に使う部分
⑤ほつれ防止のために④と同様に返し口以外をジグザグ縫いします。
⑥ジグザグ縫いをした縫い目の外側を裁ちばさみで切っていきます。
⑦ガーゼの各四つの角をナナメに切ります。
⑧返し口から布をひっくり返してアイロンをかけましょう
⑨アイロンをかけたら、布のフチから1~2㎜ほどの部分を1周縫います。
⑩出来上がり。一度水通しすれば吸水性もあがり使い安くなるでしょう。
⑤と⑥の手順はとばしてもらっても大丈夫です。
その場合は④→⑦へと進んでください。
沐浴布は沐浴の時期が過ぎても、使うシーンがたくさんありますので、オリジナルのものが作れるのであれば、ぜひ作ってあげてくださいね!
赤ちゃんの沐浴布はいつまで使う?
沐浴布やガーゼハンカチを使うのは基本的には沐浴する1~2ヶ月の間になります。
しかし、お風呂デビューしてからもお子さんが湯船に入るのを嫌がったりしたら沐浴布で安心させてあげるために使うことができますよ!
お風呂に慣れればもう必要ありませんが、その後は違った使い道で活躍してくれます!
ちなみに、我が家ではお出かけ時のタオル代わりとして使ったり、お昼の時の汗対策としても使っていました。
薄手の布なので乾くのも早いし! 何かと便利なんですよね(笑)
まとめ
沐浴府の必要性や代用品、作り方について紹介しました。
赤ちゃんを安心させるため、また赤ちゃんの体温調節のためにも沐浴時には沐浴布、もしくはガーゼなどを使ってあげましょうね。
オリジナルの沐浴布を使いたい方は、ぜひ作り方を参考に作ってみてくださいね!
沐浴をする期間はわずかな間です。
あっという間にお風呂デビューとなります。
貴重な赤ちゃんとの沐浴タイム、ぜひ楽しんでくださいね!
赤ちゃんの沐浴準備の参考になれば幸いです。
参考記事