赤ちゃんにアイスはいつからOK?市販のおすすめアイスや手作りも紹介
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赤ちゃんにアイスを食べさせていいのは何歳から?
特に暑くなってくると赤ちゃんも喜ぶのでは?
なんて思ってしまうママもおられると思います。
赤ちゃんにアイスをあげても大丈夫なの?
しっかり調べておかないと、アレルギーや虫歯などの心配もあります。
今回は赤ちゃんにアイスをいつから食べさせてよいのか?
について紹介していきます。
赤ちゃんにアイスはいつから食べさせてもいい?
結果から言うと……。
まず離乳食が終わってない段階ではやめておきましょう!
赤ちゃんにアイスをあげる目安は離乳食が完了した1歳半くらいからです。
1歳半くらいになれば、食事に響かない量で注意事項を守れば大丈夫です。
それでは具体的な量や注意点を紹介していきます。
アイスは栄養価が高い
実はアイスは「卵」「砂糖」「乳脂肪分」と栄養たっぷりな食材なんです。
食べた時の"のどごし"もよいので、食欲がないときや、発熱時、また口内炎のときなどにも食べやすくエネルギー補給がしやすく重宝する食材なんです。
しかし、いろいろと注意しなければいけない点がいくつかあります。
赤ちゃんのためにもいくつかの注意点をしっかり確かめておきましょう
なぜ赤ちゃんにアイスはだめの?
一見、赤ちゃんにとってもアイスは食べやすそうですよね。
離乳食の様なペースト状にも似ているし、ついついあげたくなるのはわかります。
■糖分が多い
アイスには糖分がかなり入っています。
まあ、アイスにもよるんですが、市販のアイスの場合100g中に約19gの砂糖が使われてます。
っていってもピンとこないですよね。
なんと厚生労働省によれば、離乳食完了時期の1歳から1歳6ヶ月の赤ちゃんの砂糖の摂取基準は4g!
赤ちゃんの舌は敏感
市販のアイスの糖分がいかに多いかが分かるでしょ!?
でも、量をすくなめにして
「ほんのちょっとくらいならいいんじゃないの?」
「少しなら糖分も脂肪分も大丈夫じゃないの?」
などと思われる方もおられるかもしれません。
しかし!赤ちゃんの味覚はとても敏感なんです。
とっても甘味を強く感じるんです。
赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるんですね。
味覚の発達時期に濃い味のものを与えてしまうと…。
赤ちゃんの舌が濃い味を覚えてしまします。
そうなると…アイスのような濃い味のものばっかり欲しくなってしまうかもしれません。
離乳食の味を薄いと感じてしまい、あまり食べなくなってしまうおそれもあります。
『味覚』というものを段階を踏んで完成させるためには 赤ちゃんにアイスを食べさせるのは離乳食が完了以降にしましょう!
そしてアイスの量も3歳以降までは少量にしてあげましょう。
また、離乳食が完了したあとにアイスを食べさせる時にもいくつか注意点があります。
引き続き、その注意点を紹介します。
赤ちゃんにアイスをあげる時の注意点
いくつかの注意点を守ることが大切です。
赤ちゃんのためにもしっかりと確かめておきましょう。
アレルギーに注意!
アイスを赤ちゃんに食べさせる時に特に気をつけてほしいのがアレルギーです。
ほとんどのアイスには乳製品や卵が含まれています。
しかも卵は加熱されていない生卵が使用されているので特に注意が必要です。
離乳食で卵を食べていて、卵に対してアレルギー反応がないっていう赤ちゃんも生卵だとアレルギー反応が出るおそれもあります。
なのでまずは、赤ちゃんに牛乳や生卵のアレルギーがないかを確認しておくのがいいですね。
また、卵・乳製品のアレルギー以外にも、アイスにはナッツやチョコが入っている場合もあるのでそちらも注意が必要です。
アイスの中のハチミツに注意
アイスの中にはハチミツが使用されているものもあります。
大人が食べるハチミツは自然食品といったヘルシー系のイメージがあるかもしれません。
しかしハチミツにはボツリヌス菌という菌が混じっている場合があるんです。
1歳未満の赤ちゃんはまだ胃腸が発達していません。
ハチミツを食べてしまうと「乳児ボツリヌス症」という病気になってしまうおそれがあります。
くれぐれも1歳未満の赤ちゃんにハチミツをあげるのはやめましょう。
原材料にハチミツが入っているかどうかも注意してあげましょうね。
アイスの量にも注意
離乳食が終わり、赤ちゃんにアイスをあげるようになっても量に注意してあげて下さい。
3歳までは少量にしましょう!
厚生労働省では1歳~1歳半のお子さんの砂糖摂取基準は4gです。
あまりたくさんあげると下痢や虫歯の原因になります。
アイスをあげる目安の量
赤ちゃんにアイスをあげてもよい量は年齢によっても異なります。
アイスによっても変わってきますが、およその目安を紹介しておきます。
■1~2歳の赤ちゃん
1回の目安は55g
■2~3歳の赤ちゃん
1回の目安は60g
■3~4歳の赤ちゃん
1回の目安は65g
■4~5歳の赤ちゃん
1回の目安は70g
アイスによってもカロリーが違うので一概には言えませんがこのあたりが目安になります。
ただ、店頭販売のソフトクリームなどはまた衛生面を考えると控えておくのが無難です。
3歳くらいになるまでは個包装で売られている物にしておくのがいいでしょう。
下痢に注意
赤ちゃんの胃腸はまだ機能が未熟です。
冷たいアイスをたくさん食べてしまうと、胃腸に負担がかかり下痢や食欲不振を引き起こすおそれがあります。
冷たさが胃腸を刺激するのです。
特に初めて食べさせる時はスプーン1杯から様子を見て、あげるようにしましょう。
虫歯
先ほどもお伝えしたように、アイスには砂糖が多く使われています。
食べた後すぐに歯磨きをすればいいですが、できないときもありますよね。
そういう時はお茶やお水などを飲ませてあげるといいですよ。
口の中が虫歯になりやすい酸性から中性へと戻りやすくなります。
アイスの種類に注意
「アイス」といっても色んな種類のアイスがあります。
包装紙の成分表を確認すると分かりますよ!
・ラクトアイス(乳固形分3%以上)
・アイスミルク(乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%未満)
・アイスクリーム(乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上)
・氷菓
これを見て分かるように一番濃厚なものが『アイスクリーム』になります。
「ハーゲンダッツ バニラ」や森永乳業の「MOW」などが含まれます。
そしてジェラートや雪見だいふくなどのさっぱりしたものが『アイスミルク』になります。
また『ラクトアイス』とは口あたりがかなりさっぱりしたものになり、明治の「エッセルスーパーカップ」やロッテの「クーリッシュ」などが含まれます。
『氷菓』というのはかき氷やアイスキャンディやシャーベットなどになり、「ガリガリ君」や「サクレ」などが含まれます。
このうち「ラクトアイス」と「アイスミルク」は乳脂肪分が少ないですよね?
これらのアイスは乳脂肪分が少ないので、おいしくするための食品添加物が使われているものがとても多いんです。
しかし、「アイスクリーム」は脂肪分が高く、食品添加物も少なめでシンプルなものが多いのが特徴です。
味覚が発達段階の赤ちゃんにはできるだけ食品添加物などは入っていないほうがいいですよね?
こうして比べてみると赤ちゃんには「アイスクリーム」が一番いいのがわかります。
アイスに使われてる添加物に注意
アイスクリームには添加物か使われている場合があります。
・「加工デンプン」
・「乳化剤」(グリセリン脂肪酸エステル・ソルビンタン脂肪酸エステルなど)
・「安定剤(増粘多糖類)」
などが使われている場合は控えた方がよいという意見もあります。
アイスに使われてる着色料に注意
アイスにはよく「着色料」が使われてます。
赤色2号・赤色3号……など見たことがあるかもしれませんが幼児食では控えた方がよいともされています。
発がん性や暴力的な性格を形成するという説もあります。
そのあたりが実際どうかは分かりません。
ただ、赤ちゃんが離乳食を完了し幼児食へと移る時期というのは赤ちゃんの味覚を育てていく上で重要な時期なので出来ればこの時期には着色料や添加物といったものが含まれていないものをあげたいと思いますね。
それでは次に市販のアイスで比較的食品添加物が少ないものを紹介しましょう
赤ちゃんにおすすめのアイスは?
市販のアイスで比較的食品添加物の少ないもの
赤ちゃんのぷちアイス ピジョン
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12ヶ月頃からの赤ちゃん向けの商品で、アイスを簡単に作ることができるキットになっています。
作ると言っても「アイスの素と牛乳を混ぜて冷凍庫で冷やすだけ!」
トレーも付いていて3食分が2袋ついてます。
甘さも控えめで無添加!カルシウム入りで乳脂肪も50%オフと赤ちゃんにも安心して食べさせることができる内容になっています
無添加ミルクバー6本入り シャトレーゼ
安定剤・乳化剤・香料・着色料不使用の無添加製法で作られているので安心です!
なんと卵も使われていないので卵アレルギーの赤ちゃんでも食べる事が出来ます。
お近くにない場合はネット購入もできますよ!
6本入り:130円(税抜)
稚内牛乳アイス
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乳安定剤など添加物を使わずに手作りされたアイス。
できるだけ道内産にこだわった材料を稚内産の生乳に加えて作られたこだわりのアイス。
バニラ・宗谷の塩・チョコ・クマザサ・抹茶の5種類があります。
1個:260円
内容量:110ml
ハーゲンダッツ バニラ
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乳脂肪分は高くなりますが、市販のアイスの中では添加物が少なめです。
バニラ香料も天然物由来になります。
3歳を過ぎたころからがいいですね。
内容量:110ml
原材料名:クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)
MOW バニラ 森永乳業
国産生クリーム使用で乳化剤・安定剤が不使用なのがいいですね。
添加物はカラメルシロップ、香料とありますが少なめです。
こちらも3歳を過ぎたころが好ましいでしょう。
内容量:140ml
原材料名:乳製品、水あめ、砂糖、卵黄、カラメルシロップ(砂糖、水飴)、香料卵、(一部に乳成分を含む) アレルゲン:卵、乳成分
赤ちゃんにおすすめの手作りアイス
一番赤ちゃんにおすすめなアイス。
それはなんと言ってもママの手作りアイスでしょう!(笑)
材料もママが確かな物を選べばいいので赤ちゃんにとっても安心です。
他にも市販のものでも豆乳を使ったアイスなどもあります。
それではどのようなアイスがあるのかを紹介していきましょう。
豆乳アイス
お腹の弱い赤ちゃんだと牛乳を飲むとお腹をこわしてしまう場合も。
また乳製品のアレルギーがあったりするお子さんも豆乳であれば安心です。
最近は豆乳でつくられたアレルギー対応のアイスもあります。
アイスクリームメーカーなどがあれっばお家でも簡単に作ることができます。
作る時に糖分を抑えて作れば、カロリーも控えめにできるので赤ちゃんにもあげやすくなりますよ。
ヨーグルトを使ったアイス
現在5歳のうちの息子は赤ちゃんの頃、ヨーグルトが大好きでした。
ヨーグルトに凍らしたフルーツ(バナナ・苺・ベリー)などをスムージーミキサーで混ぜればできあがり!
糖分もフルーツの自然の甘さとヨーグルトに含まれたものです。
さっぱりしていてヘルシーなので赤ちゃんにもあげやすいです。
冷凍フルーツアイス
ブルーベリーやパイナップルなどのフルーツを冷凍すればそのまま冷たいアイスに変身!
作るのが超簡単で、乳製品のアイスではないので、アイスがまだ食べられないお子さんに冷たいものを食べさせてあげたいときにはいいですよ。
まとめ
赤ちゃんにアイスを食べさせる時期についてご紹介しました。
離乳食が完了するまではなんとかガマンしましょう!
そして完了後、1歳半くらいからアレルギーや量に注意しながらあげるとよいでしょう。
アイスにも色々種類がありますが、おすすめのアイスもご紹介しました。
機会があればママが手作りのアイスを作ってあげるのもいいかと思います!
それでは赤ちゃんが笑顔でアイスを食べられるのを楽しみにしましょう。
参考になればと思います。