いつもよく寝る赤ちゃん。
あまり昼寝しすぎると夜に寝なさそうで心配…。
なんて方もおられるでしょう。
赤ちゃんのお昼寝タイムはどれくらいがよいのか?
またお昼寝して30分後にくる「30分の壁」の越え方などを紹介していきます。
赤ちゃんのお昼寝時間はどれくらい?
まず前提に赤ちゃんのお昼寝時間には個人差があります。
必ずしも「これだけ必要」っていうわけではありません。
成長するにつれて昼寝時間も短くなっていきます。
ここでは月齢別に赤ちゃんにとっても必要な睡眠時間とお昼寝時間を紹介していきます。
あくまでも目安として紹介していきますね!
新生児~生後1ヶ月
【トータル睡眠時間】:16~20時間程度
まだ昼と夜の区別もついていない時期です。
なので赤ちゃんの好きな時間に寝かせてあげましょう
生後2ヶ月~4ヶ月頃
【トータル睡眠時間】14~15時間
【お昼寝時間の目安】
・午前中 1時間ほど
・午後 2~3時間ほど
・夕方 30分~1時間ほど
の計3回くらい
生後2~3ヶ月くらいになると体内時計が整ってきます。
なのでお昼寝時間が長くなるようであれば起こしてあげるのもよいでしょう。
生後5ヶ月~8ヶ月頃
【トータル睡眠時間】13~14時間
【お昼寝時間の目安】
・午前中 30分~1時間ほど
・午後 2~3時間ほど
の計2回くらい
この時期になるとお昼寝の時間や回数を少しずつ減らしていくといいでしょう。
離乳食も始まる頃なのでその前後に昼寝をさせて、日中にお散歩にいって日光を浴びるのも夜の睡眠に向けていいですね。
生後9ヶ月~1歳
【トータル睡眠時間】11~12時間
【お昼寝時間の目安】
・午前中 なし
・午後 1.5~3時間ほど
の1回くらい。
生後9ヶ月くらいになると、本当の意味でお昼寝(昼に寝る)だけでいいでしょう。
もし赤ちゃんが眠そうであれば30分ほどだけ朝寝の時間を入れてあげるのもありです。
ただ夜にゆっくり眠るためにも夕方のおねんねはやめておきましょう。
生後8ヶ月を過ぎたくらいからは睡眠リズムができてきます。
なのでこの時期の子の場合は夕方3時~4時くらいにはお昼寝を切り上げたほうがよいです。
もし夕方に寝ちゃった場合は30分ほどでしっかりと起こしてあげるといいですよ
関連記事
赤ちゃんの寝汗はすごい量!頭や背中の対策グッズを紹介 - くらしに吹く風
赤ちゃんのお昼寝のコツとおすすめ場所
赤ちゃんにとってお昼寝はとても大事
アメリカには『Sleep begets sleep』という言葉があり、訳すと『睡眠は睡眠を生む』という意味になります。
お昼寝がちゃんと出来る子は夜も良く寝てくれることが多いのです。
お昼寝をすることでしっかりと脳を休めることができます。
まだ情報の少ない赤ちゃんにとっては外からの刺激はとても強いものになります。
1度脳を休ませてあげないと情報処理に疲れちゃうんです。
お昼寝時間を決めておく
・朝の子供むけ番組が終わったら朝寝
・お昼ご飯のあとにお昼寝
などのように、お昼寝する時間をパターン化して赤ちゃんにとってのお昼寝リズムを作りやすくしてあげることも大切です。
もし、お出かけなどをして夜の就寝時間が遅くなってしまった時も翌朝に普段と同じ時間で起こすようにしてあげるのもいいです。
少しかわいそうな気もしますが、起きる時間を基準にして生活リズムを整えてあげれば夜にぐっすりと寝やすくなります。
あまりお昼寝時間が長すぎても昼夜逆転してしまうかもしれません。
しっかりとパターンを作ってあげましょうね。
関連記事
お昼寝の場所を決めておく
毎回お昼寝をする場所を決めておくのがおすすめですよ!
お昼寝の時間だけではんくて場所も習慣化することで「ここはお昼寝の場所」と認識して赤ちゃんも寝やすくなります。
ちなみに毎晩寝る場所と同じ場所でお昼寝をさすと、すんなり寝ちゃう子もいるようですよ。
お昼寝の場所の環境作り
赤ちゃんが生後3ヶ月以下ならまだ昼夜の区別がはついてません。
なので「お昼」を認識させてあげるために部屋の中でも日光が入る場所でお昼寝させてあげましょう。
でもそれ以降昼夜を認識するようになったら カーテンを閉めたりして薄暗くした部屋で寝かせてあげるのがいいですよ。
■お昼寝の場所での環境作り
・部屋の電気は消す
・おすすめは木陰くらいの暗さ
・お昼寝は毎回同じ場所で
以上これらの条件にあてはまる場所がお昼寝のおすすめ場所となります。
具体的には……
<リビング・寝室・リビングに近い部屋>
などの中から選ぶことになるかと思います。
その中でも家族がいて目が届きやすいリビングは赤ちゃんの寝る場所として多くのママから選ばれる人気の場所です。
赤ちゃんの汗
赤ちゃんはの汗腺はあんなに小さな体なのに大人と同じだけあるんですよ!
寝ている間には相当量の汗をかきます。
こまめに拭いたり着替えさせてあげることも大切です。
コチラでさらに詳しく!
⇒赤ちゃんの寝汗はすごい量!頭や背中の対策グッズを紹介 - くらしに吹く風
赤ちゃんのお昼寝 30分の壁!
お昼寝したあと30分で起きちゃう赤ちゃんはけっこうおられるようです。
いわゆる「30分の壁」です。
せっかく寝てくれたのに、30分じゃ短すぎる…。
しかし、寝かせ方しだいではこの30分の壁を突破してぐっすり寝てくれるようになります!
なるかも!
いや、なってほしい!(笑)
赤ちゃんのお昼寝30分の壁の原因
眠るときの『レム睡眠・ノンレム睡眠』っていうのを聞いたことがあるかと思います。
人間は浅い眠りと深い眠りを交互にするっていうやつですね。
赤ちゃんの場合はどうやらこの『レム睡眠・ノンレム睡眠』の間隔が大人よりも短いようです。
そしてその浅い眠りのレム睡眠の時に違和感があれば起きちゃうんですね。
ってことは違和感をなくしてあげればいいのでは…?
赤ちゃんが感じる違和感とは?
思い返してみましょう。
赤ちゃんを寝かす時にしていることを…。
・授乳しながら寝た
・体をやさしくトントンとしていたけど眠ったのでやめた
・くるくる回るメリーが止まっていた
赤ちゃんが眠りに入りしばらくした時に、これらのことがあると
「ん?眠った時の体勢や状態と違うなぁ…」
ってな感じかどうかは分かりませんが、違和感に気づいて起きやすくなるんです。
ほんの些細なちょっとのことでも赤ちゃんは以外と敏感なんですね。
30分より長く寝かすには?
お昼寝の時は横抱っこでゆらゆらと寝かすことが多いかもしれません。
もし、抱っこで寝かすのであれば、長く眠れる癖がつくまで「横抱っこ」のままいるのがいいでしょう。
かと言って、ずっと1時間も2時間も立って抱っこしていては腕も腰も疲れてきますよね…。
ソファやベッドの上に座ったり、壁にもたれたりしながらにしてみましょう。
そうすれば自然と赤ちゃんの寝る時間が増えていくことがあります。
赤ちゃんが「2~3時間くらい」まとめて眠ってくれるようになれば、最初からお布団で寝かしてあげるようにすればいいでしょう。
抱っこがラクになる便利グッズ
赤ちゃんを抱っこする際には「napnap」のような新生児から使えるオールインワン抱っこひもも便利ですよ♪
股の幅も調節可能でヘッドサポートも取り外しができるので、3.5㎏の新生児赤ちゃんからどの月齢の赤ちゃんでも心地よいフィット感の抱っこが可能です!
また、また落下防止ホルダーもついてるのでリュックを背負う感覚で簡単におんぶができます。
前から背中に回すおんぶが苦手な人もこれなら大丈夫ですね◎
【ナップナップ】の抱っこひもはSNSやママさん同士の口コミなどで広がっていきました。
ぜひチェックしてみてくださいね♪
お昼寝の習慣化
これは先ほどお昼寝のコツの所で説明したことですが、お昼寝の時間とお昼寝の場所を決めて毎回同じ時間、同じ場所でお昼寝をさせるようにしてみてください。
赤ちゃんに
「この時間になったらお昼寝」
「この場所に来たらお昼寝」
ということを認識してもらうのです。
習慣化していくことで、すぐに眠りにつけるようになりやすくなるでしょう。
徐々にお昼寝時間が長くなっていくといいですね!
関連記事
赤ちゃんの頭がオッサン臭い…原因と対策!シャンプーのおすすめは? - くらしに吹く風
まとめ
赤ちゃんのお昼寝時間や場所について紹介しました。
1日のほとんどを寝ている赤ちゃんですが、快適なお昼寝をすることができれば夜もぐっすりと寝やすくなるでしょう。
また成長と共にお昼寝時間は減っていくので、赤ちゃんの成長を見ながら調節していって下さいね。
では参考になればうれしいです。