ママやパパにとって初めとなる赤ちゃんの沐浴
「沐浴っていつから始めるの?」
「沐浴の場所ってどこにしよう…」
とか迷いませんか?
沐浴を始めるタイミングや
いろんなママたちが沐浴に使った場所をご紹介!
それぞれの場所でのメリットやデメリット、注意点などもまとめてみました。
また沐浴の時に洗い方についても簡単に紹介していきましょう!
赤ちゃんの沐浴はいつから始める?
生後1週間頃が目安!
沐浴を始めるタイミングは生後約1週間頃が目安になります。
産まれたばかりの赤ちゃんの首やワキ、お股には白っぽい(薄黄色っぽっかったりもする)クリームチーズみたいな粘膜が付いてます。
『胎脂(たいし)』って呼ばれる天然の保湿クリームみたいなもんで、赤ちゃんの肌を乾燥などから守る役割があるんです。
しかもママの皮膚の善玉菌を赤ちゃんに伝える効果もあるんです!
産院によっては入院中に沐浴指導があったりもするでしょう。
ほとんどの場合、産院を退院するのが出産から5日~10日ほどなので、退院し自宅に帰った日から沐浴を開始できます。
沐浴時の注意点
赤ちゃんが熱のある時(37.5℃以上)や嘔吐ががあったり、お腹をこわしていたりする時などは沐浴を控えたほうがよいです。
赤ちゃんが元気でも機嫌がイマイチな時も沐浴は控え、タイミングをみてからにしましょう。
また授乳の直後に沐浴すると嘔吐してしまうおそれがあるので、ちょっと時間をおいてからがいいですね。
赤ちゃんの沐浴の場所って?
それでは実際に沐浴によく使われる場所を紹介していきます!
もちろん、住まわれている環境はバラバラなので人によって変わってくるかと あとは夏場と冬場など季節によっても違うと思います。
どうぞ参考にしてみて下さい!
お風呂場
お風呂場での沐浴は2種類。
お風呂に少量のお湯を張っての沐浴とお風呂場にベビーバスを持っていっての沐浴です。
■メリット
<お湯張りや準備がラク>
お湯を張る際の温度の調節や準備がラクです。
<片付けもラク>
また沐浴後にお湯を捨てる時も「こぼさないように…」などと思わずに手軽にできます。
また、使用後のベビーバスを洗うのも比較的手軽にできます。
■デメリット
<腰への負担>
自分もお風呂に入った状態で沐浴させるのであればラクそうですが、服のまま入っちゃうと濡れないように中腰になるから腰が弱い方はちょっと辛いかもしれませんね。
<注意点>
ベビーバスを使わずに浴槽を使う場合はきれいに掃除をしてあげましょう。
洗面所
洗面所での沐浴ならベビーバスを使わなくてもできます。
もちろんベビーバスがセットできるような大きな洗面台であればそれでも構いません。
■メリット
<立ったまま洗えるので腰への負担が減る>
これはけっこう大きいです。 準備から沐浴、そして片付けまでがずっと立ったまま行えるので腰への負担はかなり減ります。
<お湯張りから片付けまで比較的ラク>
ベビーバスにお湯を張るとけっこうな重さになります。
ベビーバス自体に栓がついていればラクですが、栓がない場合には沐浴後にひっくり返してお湯を捨てなければいけません。
何気にけっこうこれが大変。
しかも次回使うためにベビーバスも洗わなければいけません。
その点、洗面台であれば栓を抜けば簡単にお湯は捨てることができます。
<水道代の節約>
おそらくですが、洗面台ならベビーバスいっぱいにお湯をためるよりは少ない湯量ですみます。
毎日になれば水道代・ガス代の節約にもなるでしょう。
■デメリット
<洗面台の掃除>
洗面台そのものを使う場合に限りますが。
洗面台は手を洗ったり、歯を磨いたりする場所なのでどうしても衛生面が気になります。
沐浴前にはしっかりときれいに洗わなければいけません。
お風呂用洗剤などでしっかりきれいにしてからにしましょう。
もちろんきれいに洗ったあとは沐浴するまで使わないように!!
キッチンのシンク
うちはキッチンのシンクを使って沐浴をしていました。
キッチンのシンクが割と大きめだったので、そこにベビーバスをセットして使っていました。
■メリット
<腰がラク>
やはりこれはかなりのメリットになりました。
自分自身が腰が弱いので、お風呂でかがんでするよりも立ったままの方が断然ラクなんです。
お湯の温度や量の調整も簡単にできるのでおすすめです。
<沐浴後の温度変化>
うちの場合はLDKになっていたので、沐浴後タオルでくるんですぐに服を着させることができました。
季節にもよりますが、冬などに沐浴させる場合は沐浴後できるだけ寒くならないようにしてあげたいですよね。
その点でもキッチンシンクはおすすめです。
■デメリット
<シンクの掃除>
ベビーバスをシンクに入れてたので、そこまでシンクの汚れを気にする必要はないけど やっぱり油とか食材の切れ端とかがあるわけなんで、一応毎回キレイに洗っていました。
<シンクの大きさ>
当時住んでいた場所はたまたまシンクが大きめでしたが、なかなか大きなシンクがないところもあるかとおもいます。 シンクの大きさによってはベビーバスが使えないところもあるかと思います。
デメリットとしてはそれくらいでしょうか。
リビング
沐浴にリビングを使う方もおられます。
スペース的にはかなり広く、室内温度を心配する必要もありません。
■メリット
<沐浴がラク>
テーブルにおいての沐浴する場合であれば腰への負担はかなり少なくなります。
床においての場合でも割りとラクにできそうですね。
<室内温度>
沐浴中、沐浴後と室内温度の心配がいりません。
洗い終わったあともすぐに服を着させてあげることができるのもポイントです。
■デメリット
<準備&片付けが大変>
お湯を張った状態でベビーバスを持ってくるのであれば、かなり重たいです。
持ってくるさいにこぼしてしまうことも考えられます。
また、やかんや鍋などを使って水とお湯を混ぜる場合でもかなりの回数が必要でしょう。
同じ様に沐浴後にお湯を捨てるのも、けっこう大変です。
夏場と冬場での選び方
夏場などはお風呂で沐浴するとけっこう暑いです。
温度調節ができるお風呂場であれば問題ないですが、基本的に湿気などがこもりやすいでしょう。
夏の暑い時はリビングやキッチンなどのように室内温度が快適な場所がおすすめです。
同じく冬の場合もお風呂場自体が寒いことも多いので、冬場もリビングやキッチンなどはおすすめします。
お風呂場のある場所にもよりますが、リビングと離れている場合に沐浴が終わって部屋への移動時に赤ちゃんの体が冷めてしまうのもあまりよくありません。
…とは言え、しっかり拭いてあげ、すぐにタオルでくるんであげて暖かい部屋に行けば大丈夫だとは思いますが(笑)
赤ちゃんの沐浴 洗い方のポイント
それでは赤ちゃんを沐浴させるときの注意点や洗い方のポイントを紹介していきます。
ベビーバスをきれいに
ベビーバスを使用する場合は毎回きちんと洗っておきましょう。
使用後にそのままにしておくとカビなども心配なのでしっかり乾かしておきましょう。 ベビーバスはもちろんですが、沐浴させる周りも清潔にしておきたいですね。
洗面台などで沐浴させる場合はかなりきれいにしてからにしましょうね!
着替えの用意
沐浴後にすぐに服を着させてあげられるように着替えは前もって用意しておくのが大事です。
特に冬場は赤ちゃんが湯冷めしないように気を配りましょうね!
沐浴の温度
沐浴する際のお湯の温度は38℃が最適になります。
最近は温度調節ができる湯沸かし器もあります。
温度計があるなら温度計でチェックするのもいいですね。
そして念のために赤ちゃんにかける前にママやパパが手をいれて温度を確かめるように!
赤ちゃんの洗い方
沐浴の時、赤ちゃんはたくさん体力を使います。
なのでベビーバスにつかる時間は約5~7分ほどを目安にしましょう。
ゆっくりと足先から
赤ちゃんをお湯につける時はゆっくりと足先から入れてあげましょう。
体全体がお湯に浸かったら赤ちゃんのお腹にガーゼや沐浴布をかけてあげます。
お腹が冷えるのを防止できます。
またこれをすることによって赤ちゃんが安心するんですよ。
利き手の反対の手で支える
利き手の反対の手で赤ちゃんを支えて、利き手で洗ってあげると洗いやすいです。
洗うときは赤ちゃんの耳にお湯が入らないように耳を塞いであげましょう。
また手の平や指などでやさしくなでるように洗ってあげます。
赤ちゃん用のソープなどもおすすめです。
首のシワ・ワキ・お股
首のシワやワキ、お股などは汚れが特にたまりやすい場所です。
しっかり洗ってあげましょうね。
仕上げ~沐浴後
洗い終わったら赤ちゃんをお湯から出して、別に用意したきれいなお湯をかけてあげましょう。
あがったらバスタオルの上に赤ちゃんを寝かします。
軽くタオルで押さえるように水分が残らないように全身をしっかりと拭いてあげましょうね。
まとめ
赤ちゃんの沐浴の場所と洗い方のポイントについて紹介しました。
赤ちゃんが沐浴するのは約1ヶ月ほどしかありません。
時間が経つとどうしても細かい記憶が薄れていきます。
今、赤ちゃんを沐浴させておられる方もこれから沐浴させられる方もその感覚をしっかりと覚えていてくださいね!(笑)
では参考になればうれしいです。